レーザートーニングとは?
非常に弱いパワーのレーザーをお肌に照射することによって、過剰な刺激をお肌にに与えずみメラニン色素を減らしていく最先端の治療です。治療を重ねるにつれて徐々にメラニン色素が少なくなり、透明感のあるお肌へと導くことができます。
レーザートーニングのメカニズム
QスイッチYAGレーザー等のレーザー治療は、シミ治療で広く使用されている治療の一つです。シミにレーザーを照射した後は、創傷治癒テープで1週間ほど患部を保護する必要がありました。
しかし肝斑に、こういった強いレーザーを照射すると逆にメラニン色素を作り出すメラノサイトが刺激され、肝斑が悪化してしまいます。そのため肝斑は、治療に難渋すると言われていました。レーザートーニングは、非常に弱いパワーでレーザー照射することで、肝斑のメラノサイトを活性化を防ぐことがでるようになり、肝斑の治療が可能となりました。
レーザーの特徴
通常のシミ治療で使用されるレーザーは、ガウシアン型と呼ばれる山の形をしています。これは、レーザービームの中心が最もエネルギーが強く、中心から離れるにつれてだんだん弱くなります。このため、肝斑にガウシアン型のレーザーを照射すると、エネルギーの強すぎる中心部は炎症を起こして悪化する恐れがありました。
これに対し、レーザートーニングは、トップハット型と呼ばれる平らなレーザービームなので、均一にムラなくエネルギーを届けることが可能となりました。
治療の流れ
- STEP1
-
カウンセリングにて、ドクターがお肌の状態を診察します。その後、どの治療がもっとも良い方法なのかアドバイスします。
- STEP2
-
クレンジング・洗顔してメイクを落としていただきます。
- STEP3
-
レーザーを照射します。
- STEP4
-
クーリングして終了です。
施術時間 | 10分程度 |
---|---|
痛み | パチパチと弾くような痛みがあります。 |
通院 | 1~2週間のペースで5~10回程度繰り返し治療します。 |
施術後 | お肌にほんのり赤みがでる方がいます。時間の経過とともに消えますので、ご心配ありません。 |
注意点 | 治療中の日焼けは、悪化の危険がありますので控えてください。 |
よくある質問
- レーザートーニングは痛いですか?
- パチパチと軽く弾く程度の極経度の痛みがあります。
- 1回で肝斑は消えますか?
- 肝斑は極めて弱いレーザーを照射することによって、少しずつ薄くなります。
そのため肝斑がなくなるまで、回数が必要となります。 - 何回で効果があわられてきますか?
- 3回程度で、肝斑・シミ・くすみが薄くなったのを実感される方が多いです。
- いつからメイクできますか?
- お帰りいただくときに、メイクしていただいてもかまいません。
- 周りの人に気づかれる事はありますか?
- 治療後は、お肌がほんのりと赤くなる事があります。赤みはすぐに消えてなくなります。そのため周りの人に気づかれる心配はないので、ご安心ください。
- 肝斑にレーザーを照射すると、悪化することがあると聞いたことがあります。
- 肝斑に強いレーザーを照射すると、悪化する危険があります。レーザートーニングは、非常に弱いレーザーを照射し、メラニン色素を破壊します。そのためレーザートーニングで肝斑が悪化することはありません。