【ブログ】涙袋ヒアルロン酸で失敗しない方法

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東京都町田市「さやか美容クリニック」院長の皆木です。 美容医療の世界に身を投じて20年。時代の流行と共に、理想とされる「目元」の形も変化してきましたが、一貫して変わらない人気メニューが「涙袋ヒアルロン酸」です。

しかし、手軽に受けられるイメージとは裏腹に、実は修正依頼が非常に多いのもこの施術の特徴です。今回は、長年現場に立ち続けてきた私だからこそお伝えできる、「失敗の本質」と「正しいクリニック選び」についてお話しします。

美容医学的な観点から見ても、涙袋が顔立ちに与える影響は計り知れません。

・「美人顔」の共通項: 美しい、あるいは愛らしいと感じる顔立ちの方には、例外なく豊かな涙袋が存在します。これは単なる膨らみではなく、顔の重心を下げ、頬の余白を埋める「中顔面短縮」の鍵を握っています。

・目ヂカラの正体: 涙袋ができることで目の輪郭が強調され、アイラインを引くのと同じ、あるいはそれ以上のデカ目効果が期待できます。

・コンプレックスの相殺: 意外に多いのが「釣り目を直したい」というご相談です。目尻にかけてボリュームを持たせることで、優しく穏やかな「タレ目」の印象へと誘導することが可能です。

・ナメクジ状の不自然な膨らみ: ヒアルロン酸は入れれば入れるほど良いというものではありません。過剰な注入は、皮膚の薄い目元でボコボコと浮き出し、笑っていない時でも「異物が張り付いている」ような違和感を与えます。

・注入部位のズレ: 涙袋は下睫毛の直下、コンマ数ミリの世界に注入しなければなりません。ここが少しでも下にズレると、ヒアルロン酸の重みで皮膚が垂れ下がり、涙袋どころか「目袋(たるみ)」に見えてしまいます。

・自分の感覚の麻痺: これが最も恐ろしいのです。綺麗な仕上がりを手に入れた後、その状態に慣れてしまい、「もっと、もっと」とヒアルロン酸の追加を希望される方がいます。周囲がどれだけ「不自然だ」と感じていても、本人は大真面目に「まだ足りない」と思い込んでしまうのです。私はプロとして、美しさを損なう過剰な注入には、はっきりと「NO」を言うべきだと考えています。

患者様から「他院で打った涙袋が1ヶ月で消えた」と相談を受けることがあります。

本来、涙袋は動きが少なく、ヒアルロン酸の吸収が非常に緩やかな部位です。適切な硬さの良質な製剤を正しい層に注入していれば、1年以上持続するのが当たり前です。もし短期間で消えてしまうのであれば、それは製剤の質が極端に低いか、あるいは部位に全く適さない低分子の製剤を安易に使用している証拠です。安さの裏には、こうした「製剤の落とし穴」があることを知ってください。

SNSや派手な広告で「腕の良い医師」を見分けるのは、プロの私から見ても至難の業です。

・最も確実なのは「紹介」: 自分の大切な友人や家族が実際に受けて、その経過と結果を自分の目で確認できている。これ以上のエビデンスはありません。

・「美容医療歴10年」という指標: 美容医療はブームが激しく、数年で入れ替わる医師も少なくありません。しかし、涙袋のような繊細なデザインが求められる施術においては、最低でも10年以上の美容医療の経験を持つ医師を選ぶべきです。長年の経験で培われた「手の感覚」と「美的バランス」は、一朝一夕で身につくものではありません。

「お任せで」と言って、医師と患者様のイメージが完全に一致することは限りません。

視覚情報の共有: 理想とする目元の写真を必ず持参してください。患者様が求めているもののイメージが明確になります。

涙袋ヒアルロン酸は、あなたの顔をより輝かせるための「スパイス」です。しかし、スパイスを入れすぎれば料理が台無しになるように、注入もまた適量が肝心です。

私は「その場しのぎの流行」ではなく、数年後も「この顔で良かった」と思えるような、品のある仕上がりを追求し続けています。お悩みの方は、ぜひ一度じっくりとお話しを聞かせてください。

さやか美容クリニック・町田
院長 皆木  靖紀 

経歴
平成13年川崎医科大学卒業 川崎医科大学付属病院勤務 (外科、救急医療、 麻酔全般を習得)
平成16年香川大学付属病院に勤務。 その後、大手美容外科へ勤務し、数多くの症例をこなし技術を磨いて先端美容医療に携わる。
平成24年さやか美容クリニック・町田 開院

<資格>
  • 日本美容外科学会会員
  • 日本美容外科医師会会員
  • 日本先進医療学会会員
  • 日本形成外科学会会員
  • レスチレン認定医
  • サーマクール認定医
  • ウルトラVリフト認定医
  • 日本美容皮膚科学会会員
  • 日本アンチエイジング美容再生研究会会員
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